プレゼンも"計画通り"に!CarryOutがタイムキーパーになった日
プレゼンの時間管理――。
これは、どんな企業イベントでも悩ましいテーマではないでしょうか。
実は私たちFLEXSCHE開発チームも、去年のパートナー会でまさにその洗礼を受けました。
そう、プレゼンが押しまくったのです。
発表者が熱く語るのはうれしいけれど、次の人がソワソワ、進行スタッフは時計とにらめっこ。
「計画通りに進まない...」――いや、私たちのソフトがまさに"計画を守る"ためのものじゃないか!
というわけで、今年は本気を出しました。
使うのはもちろん、我らが FLEXSCHE CarryOut。
「計画立案と遂行を支援する」ソフトを、プレゼンの遂行管理に使ってみようじゃないか、と。
その第一弾として、先日開催した「FLEXSCHE バージョン24.1 新機能発表会」で、実際にCarryOutを導入してみました。
発表スケジュールをCarryOutに登録し、各プレゼンを「作業工程」として管理。
発表が始まるとCarryOut上でリアルタイムに進捗を更新し、スクリーンの片隅には「残り時間○分!」のカウントダウンを表示するようにしたのです。
(時間をオーバーすると赤く光ります)
結果はどうだったか?
めちゃくちゃ効果ありました。
発表者も「お、あと3分か!」と自然に意識するようになり、タイムキーパーの焦り顔も消滅。
全体がほぼ計画通りに進行できたのです。
CarryOutが、まさに裏方タイムキーパーとして活躍してくれました。

結果のガントチャート。計画通り、17時までにすべてのセッションを終えました。
この成功を受けて、私たちは次の一歩を踏み出しています。
現在、CarryOutとパトライトを連携させて時間を「光」で見える化する仕組みを開発中です。
残り時間が少なくなると、ランプが黄色→赤に点灯。
プレゼンの"進行状況"が、会場全体に可視化されるという仕掛けです。
時間が押しているのがバレバレなので、プレゼンターも自然とペースアップ(?)してくれるはず。
「見える化」と「楽しい仕掛け」を両立する――まさに、FLEXSCHEらしいアプローチですね。
この"光るCarryOut"は、今月に開催予定のパートナー会でデビュー予定です。どこまで活躍できるか、私たち自身も楽しみです。
おまけ
現在、次回イベントに向けて進めている「光る時間管理」――
これは、CarryOutサーバーのAPIを活用することで実現を目指している取り組みです。
このAPIを使えば、CarryOut上のスケジュールや進捗データを外部プログラムから取得・操作でき、他のデバイスやシステムと連携させることが可能になります。
今回は例としてパトライトとの連携を検討していますが、もちろん対象はそれに限りません。アイデア次第でさまざまな拡張が考えられます。
実際にデバイスと連携させるには、外部プログラムでの開発が必要になりますが、CarryOutのAPIを通じて「現場の動き」をより広く見える化する試みとして、社内でもいろいろと実験を進めています。
今後、もし形になってきたら、技術ブログで実装内容をご紹介できるかも?
そんな期待も込めて、ただいま開発中です。

