FLEXSCHE

スタッフブログStaff Blog

日本一早い最終電車に乗って

2020/07/09
written by M.F.

M.F.

皆様初めまして!新入社員のふじさきです。

イナガキと同様、営業見習いとして入社しました。神奈川県出身、東京都某区在住の27歳です。趣味は鉄道を使った旅行や野球観戦などです!飛行機は最近克服しました。全国どこでも出張歓迎です。どうぞよろしくお願いいたします。

今回は、入社直前の3月に乗ってきた、とある列車についてのお話です。

それは、北海道にある「JR札沼線 北海道医療大学駅~新十津川駅間」を走る列車です。

と言ってもご存じない方がほとんどかもしれませんが、一日に一往復しかない区間もあるという、知る人ぞ知る路線です。また、沿線に学校が多数存在することから、学園都市線という愛称もあります。

実はこの札沼線、2020年5月7日付で、この区間が部分廃止されることになっており、入社して忙しくなる前に一度乗っておきたいと思い、北海道まで乗車しに行きました。

(※COVID-19の影響で2020年4月17日が列車の最終運行日となりました)

3月某日。札幌着。札幌駅前のラーメン共和国で味噌ラーメンを食べて、翌日に備えます。

IMG_2035.JPG

翌朝、6時58分 札幌駅。
ここから、新十津川駅に向かう唯一の列車の始発駅である、石狩当別駅に向かいます。
朝早いですが、廃止される区間は1日に多くても5往復、終点の新十津川駅に至っては1日に1往復しかなく、
この列車に乗らないと鉄道ではたどり着けません。

乗車後、20分経っても住宅街が続き、本当にこの先に廃止されるような路線があるのか?と思うほど乗り降りも多く盛況でしたが、30分以上乗ったころ、ついに住宅街がなくなり、あたり一面に田畑が広がるようになりました。

7時38分 石狩当別駅着。
札幌から乗っていた6両編成の電車とお別れし、向かい側にいた

IMG_2316.JPG

2両編成の列車に乗車して、終点の新十津川駅に向かいます。この列車が新十津川駅に行く、この日最初で最後の列車ということになります。

車内は盛況でしたが、地元の方と思われる方はほとんど乗っておらず、観光客か鉄道マニアの方ばかりでした。賑わいの中にちょっぴりさみしさを感じつつ、石狩当別駅を出発します。

周辺は基本的に山や田んぼや畑ばかりで、列車もゆっくり走ることもあり、沿線の方は並列して走っている道路を日常生活で使っているようで、多くの車が次々と列車を追い抜いていきます。

ちなみに札沼線の北海道医療大学駅~新十津川駅ではほとんどの駅舎は、

IMG_2362.JPG

このような小屋であったり、

IMG_2318.JPG

車両を改造して駅舎として活用していたりします。

抜かれる車など気にすることなく走り続ける列車は、途中の石狩月形駅に到着します。この駅では、反対側から来る列車とすれ違います。

ちょっとマニアックな話になってしまいますが、一般的な鉄道は信号を使って運行されていますが、
この札沼線の、北海道医療大学~新十津川間は「スタフ閉塞方式」という方式を用いて運行されています。
スタフとは、いわば通行手形みたいなもので、これを所持することで、線路を走る許可を得られるのです。
スタフを石狩月形駅で交換することで、石狩月形駅よりも先に進むことができる、というわけです。

IMG_2334.JPG

このように2本並ぶというのも、この路線ではあまり見かけない光景です。
20分以上停車することもあり、乗客の方も皆写真撮影に勤しんでいました。

さらに走ること1時間弱、一人も乗り降りしないまま、全員が新十津川駅に向かいます。

9時28分 終点、新十津川駅。街の方のお出迎えがありました。

この新十津川駅では、終着駅到達記念証という証明書をもらえます。ほかにも入場券などのグッズを購入することもできます。

IMG_2586.JPG

左が終着駅到達記念証、右が入場券。一部の番号を伏せるためにコードや箱で隠しています。

この新十津川駅ですが、始発も最終列車も午前10時ちょうど。
1日1本しかないので、乗ってきた列車がそのまま最終列車として折り返します。

本当はゆっくりと新十津川駅周辺を観光すべきだったのですが、予定があったためやむなくこの最終電車に乗車。のんびりと来た道を帰っていくのでした。

東京にいると、なんでも手に入ってなんでもそろう、という感覚に陥ってしまうのですが、普段行かない場所に行き、美味しいものを食べ、そこでしか体験できないことが経験できる・・・その思い出を振り返るたびに、いろんな場所に旅行に行きたくなります。

フレクシェに入社して3か月が経過しましたが、私にとっては未知の世界に飛び込んだような感覚の日々でした。そしてその感覚はまさしく旅行で手に入れられるこの経験に近いものがありました。この感覚を大切にして、日々精進してまいりますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします!

PAGETOP