FLEXSCHE製品のご紹介

限られた空間と時間を制約にして計画立案する

作業場計画オプション

これまでの生産スケジューラが扱えなかった「製造物の置き場所における干渉」に取り組んだ画期的なオプション製品です。

数メートルから数十メートル規模の大型製造物を作るためには、作業場における配置の干渉は重要な問題です。「作業場計画オプション」は、モノの置き場所を制約としつつ、自動スケジューリングと手修正による計画立案を実現します。

形状の定義

作業場の形状と製造物(ワーク)の形状をグラフィカルに定義することができます。形状データの入力では、ドローソフト(お絵描きツール)のように、マウスで簡単に頂点を追加していくことができます。その際には、背景に参考にする画像を表示させてその上でプロットしていくこともできます。また、ワークを配置できない領域(出入口、柱、通路など)を定義することもできます。形状データを外部データベースから取り込むこともできます。

作業場の視覚化

ある時点での作業場と製造物の配置が作業場パネルに表示されます。製造物をマウスでドラッグして移動して固定したり、回転させたりすることができます。時系列チャート上に配置したサインボード行[タスク区間表示]の上でマウスカーソルを動かしたりクリックしたりすると、その時間帯の状態が作業場パネルに表示されます。サインボード行にはその時間帯の占有率や違反状態も表示されます。

作業場パネルの背景に画像を表示することもできます。実際の作業場の画像と重ねて表示することで製造物の配置場所をより簡単に把握できます。

作業場計画の立案

製造物の形状と作業場の状態を制約として、製造物が互いに重ならず、作業場に収まるようにスケジューリングすることができます。さらにはマウス操作で製造物を移動させて固定し、あるいは必要とあらば敢えて互いに重なった状態を作って、それを維持しながらスケジューリングすることもできます。

作業場計画の外部への出力

作業場計画オプションで立案した結果を外部へ出力する方法はさまざまです。FLEXSCHE EDIFを使えば、データベースやCSVファイルなどにデータとして書き出すことができます。その際、EMF形式やSVG形式のグラフィックデータも一緒に出力できるので、外部で取り込んで活用できます。FLEXSCHE EDIFのExcel帳票機能を使うと配置図の絵を含む帳票を書き出すことができます。あるいはFLEXSCHE上の外部メソッドで、FLEXSCHE EDIFで出力されたSVGファイルを加工してWebページ(HTMLファイル)として表示したり書き出したりすることもできます。

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