FLEXSCHEバージョン25
FLEXSCHEバージョン25.0を2026年6月にリリースしました。多数の機能拡張が施されています。そのうちの主だったものをご紹介します。(バージョン24.0とバージョン25.0の差分)
FLEXSCHE ランチャー
AI検索ページを追加
ランチャーに、FLEXSCHEに関する疑問を質問できるAI検索ページを追加しました。 質問を入力すると、FLEXSCHEのマニュアルや過去のメーリングリストの内容を検索し、生成AIが関連情報をもとに回答します。 通常の検索に加えて、多段階で情報をたどるエージェンティック検索や、高性能モデルを利用するオプションも用意しています。 機能の使い方・設定方法を確認したり、簡単な計算式の作成を依頼したりすることも可能です。
※AI検索のすべての機能をご利用いただくには、ユーザーラウンジとメーリングリストの両方への登録が必要です。
タブ機能を追加
ランチャーにタブ機能を追加し、複数の画面を切り替えながら作業できるようになりました。 サンプル一覧、AI検索ページなどをタブで開いておけるため、前の画面に戻ったり開き直したりする手間を減らせます。
ファイルやフォルダをドラッグ&ドロップできるように
ランチャー上にファイルやフォルダをドラッグ&ドロップできるようになりました。
Project.fsp、config.xml、gpconfig.xml、license.xml の各ファイルに対応しています。
プロジェクトフォルダをドロップした場合はメニューが表示され、プロジェクトを開く、お気に入りに追加などの操作が可能です。
ナビゲーションやボタンをカラフルに
ナビゲーションや各種ボタンのデザインを見直し、より分かりやすく、見つけやすい表示に改善しました。 色によって操作の種類や画面の切り替えが把握しやすくなり、目的の機能へすばやくアクセスできます。 見た目の印象も明るくなり、初めて使う方にも扱いやすい画面になりました。 ランチャー内の設定ページからボタンのカラー表示を切り替えることが可能です。
FLEXSCHE MCP Server
FLEXSCHE MCP Serverとは
FLEXSCHE MCP Serverは、FLEXSCHEと生成AIを連携するためのMCP(Model Context Protocol)サーバーです。 生成AIにFLEXSCHEのマニュアル検索、takt式の作成、実行、結果確認といった作業を行わせることで、FLEXSCHE上のデータ取得や更新を伴う、より実用的な支援を実現します。
主なできることは次のとおりです。
- 生成AIによるtakt式の作成支援と実行
- 生成AIによるアドインの作成支援と実行
- スケジューリングルールの実行
- マニュアルやメーリングリストを参照した調査支援
たとえば「○○をするためのtakt式を教えて」と指示すると、生成AIは次のような流れで回答を作成します。
- マニュアルやメーリングリストを検索し、takt式を作成する
- 実際のFLEXSCHEプロジェクト上でtakt式を実行する
- 実行結果を確認し、エラーや問題があれば修正して再実行する
- 妥当な結果が得られたら、回答として報告する
つまり、生成AIに「マニュアルを見る」「コードを書く」「実行して結果を確認する」という、人間に近い試行錯誤の環境を与えることで、より精度の高い回答やtakt式の作成を支援します。
計算式マニュアル・開発者マニュアルへのサンプルコード追加
計算式マニュアルや開発者マニュアルの関数ページに、サンプルコードとその実行結果を追加しています。 各サンプルでは、どのサンプルプロジェクトでコードを実行したかを確認できます。必要に応じて、実行時のコンテキストやターゲットも示しています。
これらのサンプルコードは、生成AIがFLEXSCHE MCP Serverを利用して作成したものです。 生成AIが適切なサンプルプロジェクトを選び、コードを実行し、結果を確認したうえで、有用な例としてマニュアルに追加しています。
このように、FLEXSCHE MCP Serverを活用することで、FLEXSCHE内のデータを取得・更新することもできます。
ライセンス
無効になったソフトウェアライセンスの再アクティベーション
マシンの構成変更などが原因でソフトウェアライセンスが「無効」と判定されてしまった場合に、ライセンスキーアップデーターを使ってライセンスを復旧できる「再アクティベーション」機能を追加しました。本機能はソフトウェアライセンスが対象です(ハードウェアキーは対象外)。
何らかの原因でライセンスコンテナが破損し、ライセンスが「無効」と判定されると、そのままでは製品を利用できなくなってしまいます。従来こうしたケースでは、マシンの故障時と同様の扱いとして代替ライセンスを利用していました。今後は再アクティベーション処理により、より早く復旧することが出来るようになります。
再アクティベーションは、大きく次の3つの段階で進みます。
- 仮有効化(3週間有効)… ライセンスキーアップデーターから手続きを開始します。フレクシェ社に再アクティベーションの要求を送り、受け取った仮有効化用のファイルを取り込むことで、ライセンスが一時的に有効な状態になります。この状態は3週間有効で、その間は通常どおり製品を利用しながら次の手続きを進められます。
- 誓約書の提出と審査… 正式に有効化するための誓約書を、診断用のログとあわせてフレクシェ社へ提出します。フレクシェ社が内容を確認・審査します。
- 正式有効化… 審査完了後にフレクシェ社が発行するライセンス更新ファイルを適用すると、3週間の制限が解除され、通常どおりの運用に戻ります。
このように、ライセンスが無効になってしまっても、まず仮有効化ですぐに業務を継続でき、その後の手続きを経て正式に復旧できる仕組みになっています。
※手順の詳細は、サポート情報の記事もあわせてご覧ください。
ライセンスキーアップデーターの操作経路と用語を整理
ライセンスキーアップデーター(DongleUpdater)の操作経路と、ライセンス有効化に関わる用語を整理しました。新たに加わった「ソフトウェアライセンスの再アクティベーション」機能により手続きが多様化したため、キーの種類や目的ごとに進む経路を分かりやすく見直しています。
ライセンスの初期セットアップ、ライセンス情報の更新、そして無効になったライセンスの再アクティベーションなど、ライセンスキーアップデーターで行える手続きは多岐にわたります。それぞれで使用するファイルや手順が異なるため、目的に応じて迷わず操作できることが大切です。
キーの種類や要件ごとに操作の経路を整理し、利用者が自分の状況に合った手続きへスムーズに進めるようにしました。あわせて、一連の手続きで使われる用語(アクティベート/有効化/各種ファイルの呼称など)も体系的に整理し、マニュアルや画面表示との一貫性を高めています。これにより、ライセンスにまつわる操作がより理解しやすく、間違いの起きにくいものになりました。
CLI版ライセンスキーアップデーター(DongleUpdaterCLI)
コマンドラインから操作できるライセンスキーアップデーター「DongleUpdaterCLI」を追加しました。Linuxで動作し、画面のない環境でもライセンスのセットアップや更新が行えます。
CodeMeterライセンスはWindows専用ではないため、より安定した稼働環境としてLinux上で運用したいという要望がありました。しかし従来のライセンスキーアップデーターはWindowsのGUIアプリケーションのみで、Linuxサーバーでのライセンス操作には対応していませんでした。
DongleUpdaterCLIは、対話形式で操作を進めるインタラクティブモードと、あらかじめ操作内容を指定して一括実行するコマンドライン引数の2通りで実行できます。後者を使えば、スクリプトに組み込んで自動化することも可能です。ライセンスの初期セットアップや情報の更新に加え、無効になったライセンスの再アクティベーションにも対応しています。
FLEXSCHE Communicator
リスケジュール中の状況がわかるように
FLEXSCHE Communicatorで時間のかかるリスケジュールを実行している間、「どのルールで」「いつ開始されたのか」が確認できるようになりました。
サーバー上で行われるリスケジュールは、データ規模やルールによっては完了までに時間がかかることがあります。従来は実行中の様子が分かりにくく、「今どのような処理が動いているのか」「いつから始まったのか」を把握しづらい状態でした。
v25では、リスケジュール中にどのルールでいつ開始されたのかを表示するようにしました。これにより、処理の進行状況や待ち時間の見通しが立てやすくなり、複数の担当者が関わる運用でも状況を共有しやすくなりました。
他のプロジェクトのストレージも表示
これまで参照できるのは自分のプロジェクトのストレージだけでしたが、他のプロジェクトのストレージを「外部ストレージ」として登録し、自分のストレージと並べて表示できるようになりました。別のサーバー上にあるプロジェクトのストレージも対象にできます。
登録の管理は、Communicatorパネルのストレージフォルダのコンテキストメニューから行います。
部分チェックアウト中でも上位データを取得可能に
部分チェックアウト中でも、上位のデータを取得できるように制限を緩和しました。FLEXSCHEでは「データスペース > データセット > レコード」という階層になっており、下位の階層をチェックアウトしている最中でも、その上位にあたるデータを取得できます。
例えばオーダーレコードをチェックアウト中に、オーダーセット全体を取得可能になりました。
取得するときには、データの扱いを選べます。
- 上書きする:取得したデータで手元のデータを置き換えます。
- 編集中の状態を残す:チェックアウトして編集中のデータ以外を取得します。
バージョン24.0のプロジェクト間連携機能の強化により、部分チェックアウト中でもEDIFインポートが行えるようになりました。しかし従来は、せっかくインポートできても上位データまでは取得できないという制限が残っていました。この制限を緩和したことで、必要なデータをチェックアウトした状態のまま、上位データも含めて柔軟に扱えるようになり、プロジェクト間連携の運用がいっそうスムーズになりました。
FLEXSCHE Optimizer
納期遅れ最小化再割付けメソッドの対応範囲と目的関数を強化
FLEXSCHE Optimizer の「納期遅れ最小化再割付けメソッド」は、納期遵守を重視しながら、現在の計画をより良い計画へ調整するための最適化メソッドです。バージョン24.0では Mk-II として、自由カレンダー、副資源タスク、段取り時間最適化、搬送時間表などへの対応を進め、より現実の製造現場に近い条件を扱えるようになりました。
バージョン25.0では、その対応範囲をさらに広げるとともに、作業者配分のような現場でよく発生する調整課題に対して、新しい目的関数と制御手段を追加しました。これにより、単に納期遅れを減らすだけでなく、「どの資源組合せで作業するか」「初期計画の作業順序をどこまで維持するか」といった観点も、最適化の中で扱いやすくなっています。
作業者配分に活用できる「資源組合せ集約」目的関数
製造現場では、機械には余裕があっても、作業者や副資源が制約となって計画が難しくなることがあります。たとえば、同じ製品や同じ工程の複数作業について、できるだけ同じ作業者が担当した方が段取りや作業の流れが安定する、というケースがあります。
バージョン25.0では、このような要望に対応するため、複数作業で使用する資源組合せの種類数を少なくする「資源組合せ集約」目的関数を追加しました。作業の仕様キー opt.combo.alignment.key に同じ値を設定した作業を1つのグループとして扱い、そのグループ内で実際に使用される資源組合せの種類数が少なくなるように評価します。重みは数値仕様キー opt.combo.alignment.weight で指定できます。
これにより、たとえば同じ製品・同じ工程の作業を、なるべく同じ作業者または同じ資源組合せに寄せる、といった計画を作りやすくなります。納期遅れ時間を最優先にしながら、その上で作業者配分のまとまりも評価できるため、納期遵守と現場での扱いやすさを両立しやすくなります。
動的段取りで初期計画の作業順序を維持
動的段取りを含む計画では、作業順序が少し変わるだけで段取り時間や副資源の利用状況が大きく変わることがあります。そのため、すべてを自由に入れ替えて探索すると、計算時間が長くなったり、現場で受け入れにくい計画になったりする場合があります。
バージョン25.0では、初期計画の作業順序を必要に応じて維持する機能を追加しました。資源のフラグキー opt.fix.initial.sequence をオンにすると、その資源上で初期解に隣接していた作業同士の順序を維持します。また、作業単位で一部だけ順序を維持したい場合は、作業の仕様キー opt.fix.initial.sequence.key に同じ値を設定することで、同じ資源上で初期解に隣接していた作業同士の前後関係を維持できます。
この機能は、動的段取りを含む複雑な問題で探索範囲を絞りたい場合に有効です。初期計画の良い部分を活かしながら最適化できるため、特定のモデルでは計算効率や結果の安定性に大きな効果が期待できます。
リンク毎の時間制約基準点に対応
FLEXSCHE 25.0では、工程間の時間制約について、基準点をリンク毎に設定できるようになりました。たとえば合流のある工程で、片方のリンクは段取りを基準にし、もう片方のリンクは製造を基準にするといった、より細かな制約表現が可能になります。
Optimizer の納期遅れ最小化再割付けメソッドでも、このリンク毎の時間制約基準点に対応しました。これにより、前段取り開始、製造開始、製造終了、後段取り終了といった作業内のどの時点を基準にするかを、時間制約に反映できます。
動的段取りや前後段取りを含む作業では、作業全体の開始・終了と製造パートの開始・終了が一致しないことがあります。今回の対応により、モデルで指定した基準点に沿って時間制約を評価できるため、より意図に近い再割付け結果を得やすくなります。
制限事項を緩和し、適用できるモデルを拡大
バージョン25.0では、これまで納期遅れ最小化再割付けメソッドの制限事項となっていたいくつかの条件にも対応しました。
前段取りと製造パート、製造パートと後段取りの間に設定される「パート間最大乖離時間」を考慮できるようになりました。これにより、段取りと製造が大きく離れすぎるような割付けを避け、設定された範囲内で各パートを配置できます。
また、前段取り・後段取りパートの「最大中断時間」にも対応しました。段取りパートが資源カレンダー上の非稼働時間をまたぐ場合でも、許容された中断時間を超えないように制約を反映します。
さらに、動的段取りがある作業で、主資源と副資源のカレンダーが異なる場合への対応も進めました。これにより、機械と作業者の稼働時間帯が異なるようなモデルでも、納期遅れ最小化再割付けメソッドを適用しやすくなります。
これらは、ユーザーが新しい操作を覚えて使う機能というよりも、既存のモデルをより自然に Optimizer で扱えるようにするための対応です。従来は条件によって適用しにくかったモデルでも、よりそのまま最適化にかけられる範囲が広がりました。
トレース
トレース出力機能
従来のテキストファイル(report.txt)によるレポート出力機能を廃止し、その上位互換機能としてトレース出力機能を追加しました。 本機能では、必要なメソッドだけに絞って、従来より詳細な挙動情報や実行時間などの情報を出力できるようになりました。 トレース設定でトレース対象のメソッドと出力先を指定した上でトレースによるリスケジュールを実行すると、これらの情報がトレースデータとして保存されます。
トレースビューワー
出力したトレースデータは、専用の「トレースビューワー」で読み込んで視覚的に確認できます。 メソッドの呼び出し階層をたどる「ツリー」、実行の流れを時系列で表す「タイムライン」、処理時間の内訳を集計する「プロファイル」の3つのビューを備え、スケジューリングルールの挙動把握やパフォーマンス分析に役立ちます。
FLEXSCHE VUST
バージョンアップサポートツール「FLEXSCHE VUST」
バージョンアップサポートツール「FLEXSCHE VUST(Version Up Supporting Tool)」をリリースしました。 本ツールは、FLEXSCHE のバージョンアップ前後や、プロジェクトの変更前後などのタイミングで、リスケジュール結果に差異が生じないかを、事前に比較検証するためのツールです。 比較したいプロジェクトをツール内にコピーし、各バージョンのFLEXSCHEでシナリオを自動実行して、その結果を比較します。 差異が検出された場合は、FLEXSCHEと連携して差分箇所や原因の特定をアシストするため、安心してバージョンアップに踏み切れます。 詳細は こちら をご覧ください。
スケジューリング
資源主導ディスパッチングメソッドでトリガー処理
資源主導ディスパッチングでトリガー処理を実行できるようになりました。メソッド実行中のいくつかのタイミングで計算式を実行可能です。作業の割付け前や割付け結果を踏まえて処理をおこなうことができます。例えば、品目ごと・資源グループごとに週の製造上限数が決まっている場合などに、作業割付け後にその品目・資源グループに対する製造数を記録・更新しておくことで効率的に制御することができます。
資源主導ディスパッチングメソッドで対象期間を限定できるように
資源主導ディスパッチングで割付対象期間が指定可能になりました。精緻な計画が必要なのは近未来だけなので特定日時まで割付けたいといった場合に、従来よりも簡単な設定で実現できるようになりました。
作業主導トリガー処理(作業連結)
作業主導ディスパッチングのトリガー処理で作業連結が実行可能になりました。作業割付け後のタイミングで実行できます。同時積み作業の割付け時に、それらの後工程同士を作業連結することで、同時積みの組み合わせを後工程でも一体のままにする、といったことが可能になります。
割付け解除メソッドの高速化
特定のケースでのパフォーマンスを向上しました。具体的には、動的段取りがあり、作業割付け解除メソッドの対象を限定している場合に高速化が見込まれます。
コマンド実行メソッドの拡充
コマンド実行メソッドで選択できる処理が増え、スケジューリング中のログやチャートの保存が、より柔軟にできるようになりました。
メッセージパネル
コマンド実行メソッドのメニューに「メッセージパネル」が追加され、メッセージパネルのクリア、書込、保存ができるようになりました。
差立てチャートを出力
コマンド実行メソッドのメニュー「データ出力」から差立てチャートを出力できるようになりました。
モデリング
品目細分ごとの在庫水準推移
これまでは在庫水準推移をロケーション毎に変えたい場合は品目を分ける必要がありましたが、ロケーションごとに在庫水準推移を設定可能になりました。
リンク毎に時間制約基準点
工程間の時間制約の基準点をリンク毎に設定できるようになりました。合流のある工程で、片方は段取りを基準にしもう片方は製造を基準にするなど、より細かな制約を効かせることが可能になります。
補充数量計算式
補充オーダー生成時の数量を計算式で指定できるようになりました。「発注点は安全在庫量から、発注量は最大在庫量を基準にする」、「補充単位を月毎に変化させる」といったことが可能になります。
資源表利用時間要素の名前と作業時間
資源表で定義した利用時間要素ごとに、作業時間の内訳を取得できるようになりました。 また、CarryOutと連携することで、利用時間要素を工程内の作業手順として扱い、作業指示や実績収集を行うことができます。
例えば、計画上は「熱処理」という1つの工程として扱いながら、現場では 投入→熱処理→取出 という作業手順に分けて指示・実績収集を行えます。 これにより、計画ではシンプルな工程構成を維持しつつ、現場ではより細かな粒度で作業を管理できます。
単純資源時系列の改善(作業の割付けの高速化)
特定のケースでの作業の割付け速度を改善しました。具体的には、単純資源で資源時系列に利用可能時間要素が少ない場合(24時間稼働資源など)に改善が見込まれます。
ユーザーインターフェース
UIカスタマイズの拡張(テーマ・デザイン「クリア」)
テーマとデザインに新しく「クリア」が追加されました。テーマは表示色、デザインは表示スタイルについての設定になります。 クリアテーマ、クリアデザインは以下のようにフラットなUIです。
- 資源や時間など、チャートのヘッダー部分の塗りつぶしがコンパクトに
- 作業に注目しやすいよう、背景色の塗りつぶしが控えめに
デフォルトフォントの変更
チャートなどで表示される文字について、既定のフォントがMS GothicからYu Gothic UIに変わりました。 Yu Gothic UIはWindowsのシステムアプリなどで使われている可読性の高いフォントです。
付箋を作成できる箇所の追加
以下の箇所で付箋を追加可能になりました。
- ジョブガントチャートの作業グラフバー
- オーダーガントチャートなどで、作業バーのスタイルを「細い作業バー」にしているときに作業バーと分離されたテキスト
従来でも好きな日時に対して付箋は追加できましたが、今回追加された箇所に対する付箋は、割付状況に応じて対象のタスクに追従してくれます。
ジョブビューワーの作業表示条件
ジョブビューワーおよび作業ビューワーのジョブビューで表示する作業を絞り込めるようになりました。 また、この機能で作業の表示をスキップした場合に、ビューワー上で前後の作業を接続線で繋ぐかどうかを指定することができます。
使用例:今月予定されている作業を絞り込み
ウィンドウをまとめて閉じる操作の高速化
ウィンドウ一覧から複数ウィンドウをまとめて閉じる操作の処理を高速化しました。 描画処理の効率化により、大規模なデータでは10倍以上処理が早くなる場合もあります。
ジョブガントチャートの子階層表示機能
ジョブガントチャートで親階層のジョブに子階層のジョブを重ねて表示できるようになりました。 これにより、展開しなくても子階層の割付状況を一目で確認できるようになりました。
サインボード文字列の文字揃え方向追加
サインボード文字列の文字揃え方向を指定できるようになりました。 資源や品目の補足情報を記載する場合は左揃え、数値の集計に使う場合は右揃えというように、用途に応じて使い分けていただけます。
FLEXSCHE WebViewer
WebViewer リニューアル
デザインを全面刷新し、大規模データへの対応性能を大幅に向上しました。
さらに、現場での活用を広げるさまざまな新機能を追加しています。
新しいWebViewerの画面は こちら からご確認いただけます。
より見やすくなったチャート画面
段取りや進捗状況をこれまで以上に把握しやすいデザインに刷新しました。また、色調を見直し、長時間利用しても見やすい落ち着いた画面になっています。
大規模データでも快適な表示性能
表示性能を大幅に改善しました。数万作業規模の大規模なスケジュールデータでも、実用的な速度でチャートを表示できます。
在庫量チャート行
品目ごとの在庫量の推移をチャート上にグラフ表示できます。生産と在庫のバランスを視覚的に確認しやすくなります。
休日非表示、表示時間帯限定
24時間稼働ではない現場向けに、休日や不要な時間帯を非表示にできます。必要な時間帯だけを表示することで、チャートを見やすく確認できます。
複数カラム
オーダーや資源などのレコードに関連する情報を、複数の列に分けて表示できます。必要な情報を一覧しながらスケジュールを確認できます。
作業マーカー
特定の作業を目立たせるための作業マーカーを追加しました。色や文字だけでは表現しづらい情報も、視覚的に分かりやすく強調できます。
開発者向け
オートメーションクライアントのPowerShellサンプルコード
開発者マニュアルのオートメーションクライアントのサンプルページに、PowerShellのコードを掲載しました。VBScriptが廃止を予定されており、PowerShellはその代替候補の一つとなります。



















